平成28年12月22日
プラネタリウム基礎調査2016 速報
日本プラネタリウム協議会 広報担当理事 渡部義弥
概要
2015年度の日本のプラネタリウムの運営状況について、プラネタリウム基礎調査の結果速報を発表します。確定値ではありません。
1.調査について
プラネタリウム基礎調査は2012年より毎年行っている調査です。今回は2015年度(2015年4月~2016年3月)の状況について、調査票を2016年10月末に日本全国のプラネタリウム施設に原則悉皆で郵送し、11月末〆切で返送回答を依頼しました。
調査項目は3項目で、プラネタリウム投影回数、観覧者数、特記事項。調査票配布は314、回収数は253(12月20日時点)、回収率は80.6%です。
2.調査結果(速報)いずれも2015年度の日本のプラネタリウム施設について
過去のデータは当協議会発行の「プラネタリウムデータブック2015」より引用
2-1.総観覧者数ならびに過去5年間の推移
年度 | 総観覧者数(推計値※) 万人以下四捨五入 |
---|---|
2011年度 | 769万人 |
2012年度 | 848万人 |
2013年度 | 817万人 |
2014年度 | 817万人 |
2015年度 | 815万人(今回調査速報) |
年度 | 総観覧者数(推計値※) 万人以下四捨五入 |
※推計値
プラネタリウムを座席数により3グループにわけ(99席まで、100~199席、200席以上)、各グループ毎の回答施設の回答数値の平均を出したうえ、各グループ毎の総施設数を乗じて推計した。
2-2.総投影回数の過去5年間の推移
年度 | 総投影回数(推計値※) |
---|---|
2011年度 | 18.8万回 |
2012年度 | 20.1万回 |
2013年度 | 19.5万回 |
2014年度 | 19.8万回 |
2015年度 | 20.2万回(今回調査速報) |
年度 | 総投影回数(推計値※) |
※推計値
プラネタリウムを座席数により3グループにわけ(99席まで、100~199席、200席以上)、各グループ毎の回答施設の回答数値の平均を出したうえ、各グループ毎の総施設数を乗じて推計した。
2−3.新規開館・閉館・長期休館情報(2015年度)
2−3−1.施設移転・全面リニューアル
- 河北町総合交流センター サハトべに花(山形県) 施設移転 2015年7月25日オープン
- 夢と学びの科学体験館(はばたき)(愛知県刈谷市) 刈谷市中央児童館を全面改修 2015年5月2日オープン
2−3−2.閉館
- 杉並区立科学館(東京都)2015年4月よりプラネ運用停止2016年3月閉館
- 岩崎一彰宇宙美術館(静岡県)2016年3月閉館
- 福岡市立少年科学文化会館(福岡県)2016年3月閉館
- 同志社女子高等学校(京都府)2016年3月プラネタリウム撤去